ネットワンシステムズは2011年6月17日、東京電力および東北電力管内の事業所における節電対策について発表した。昨年夏期のピーク時と比べて、25%の節電を目標にするという。
オフィスエリアにおいては、テレワークの実施、消灯の徹底、クールビズの適用期間の拡大などにより、20%の消費電力削減を図る。ネットワンでは今年4月からテレワーク制度を開始しており、自宅などでもオフィスと同等のPC環境やコラボレーション環境を実現できるICTシステムと組み合わせ、テレワーク制度の利用を促進していくという。
また、テクニカルセンター(検証センター)と品質管理センターにおいては、空調の設定温度を高く設定したり、検証機器の電源を遠隔操作でオン/オフすることなどにより、27%の消費電力削減を行う。
このほか、データセンターについても、システム機器の統合などにより消費電力を削減していくという。