IDC Japanは2011年6月9日、国内携帯電話市場の2011年第1四半期(1Q)の出荷台数を発表した。1Qの出荷台数は前年同期比1.6%増の866万台で、6四半期連続のプラス成長になったという。
好調を牽引するのはスマートフォン需要で、全携帯電話出荷台数に占めるスマートフォンの比率は44.9%にまで上昇した。特にAndroid OS搭載スマートフォンの出荷台数は約290万台と、iPhoneの約3倍の規模にまで拡大している。
ベンダー別シェアは、今回もシャープが1位。獲得シェアは23.0%だった。これで20四半期連続のトップとなる。注目はアップルが初めてトップ3に入ったことで、獲得シェアは11.4%だった。
2011年第1四半期 国内携帯電話出荷台数ベンダー別シェア |