シード・プランニングは2011年3月30日、携帯電話の世界市場動向に関する調査結果を発表した。
これによると、世界の携帯電話加入数の伸びは今後も続き、2010年末の約52億8000万加入から2016年には73億1600万加入になるという。特に伸長が著しいのは3Gと4G/LTE方式・端末で、2010年に11%だった加入数に占める割合は2016年には53%になると予想している。
また、急成長中のスマートフォンについては、2010年の販売台数は前年比80%増の3億1700万台だった(iPad型も含む)。携帯電話全体に占める割合は19.8%。今後も堅調にスマートフォンは伸び続け、2015年に販売台数は8億5000万台、携帯電話全体に占める割合は46%になるとしている。また、2015年時点でのOS別シェアに関しては、Androidが40%でトップ。iOSは15%台、BlackBerryは1割台のシェアを維持する見通しだという。