KDDIは2011年3月9日、Windows Mobile 6.5.3搭載の法人向けストレート型端末「E31T」を3月中旬以降に発売すると発表した。すでにヤマト運輸が同端末の大規模導入を決めている。
E31Tは、防水・防塵機能や連続待受時間約410時間の大容量バッテリーを標準搭載。Windwos Mobileを採用するが、従来の携帯電話と同様の操作性を実現している。サイズは約56×152×23mmで、重量は約187g。IEEE802.11b/g準拠の無線LANとBluetooth 2.1+EDRにも対応する。
E31T(富士通東芝モバイルコミュニケーションズ製) |
端末管理やセキュリティ対策のための「デバイス管理サービス E31T用」がセットで提供される点も大きな特色だ。カメラやBluetooth、SDカード、添付メールの利用制限、利用ポリシーのグループ単位での設定、リモートロック/ワイプ、アプリケーションの自動インストールなどの機能を備えている。デバイス管理サービスの利用料金は基本料金が1契約当たり月額1050円、端末利用料が1ID当たり月額315円で、最大50%引きの大口割引が用意されている。