パナソニック コネクトは2023年10月17日、今年3月に提供開始した現場映像活用サービス「Cameleo（カメレオ）」の機能をバージョンアップし同日より提供を開始することを発表した。
「Cameleo」とカメラの接続イメージ
Cameleoは、セキュリティカメラをはじめとする多様なデバイスで記録された映像・画像データの蓄積・管理および遠隔モニタリングと、様々なアプリケーションとのAPI連携を可能にすることで、現場映像を活用した業務の革新・効率化を実現するB2B向けのプラットフォーム（参考記事：パナソニック コネクトがクラウド型現場映像活用サービスを3月提供開始｜BUSINESS NETWORK）。
今回のバージョンアップでは、顧客から多く要望が寄せられていたというONVIF準拠カメラへの接続が可能になる。これにより、Cameleoの接続対象がi-PRO社製カメラからONVIF Profile Sに対応した他社製品に広がり、既設カメラでの活用もできることになった。店舗やオフィスなど、複数拠点で異なるメーカーのカメラが混在している場合でも、Cameleoを通じて機器の一元管理が可能だ。
また、動画データの最大保存期間を従来の最大1カ月（31日間）から約3倍に拡張した「ムービー3カ月（92日間）プラン」を追加する。作業期間が長期に渡る建設業やより高いセキュリティ性が求められる製造・金融等の業界などで長期録画が必要な場面、あるいは自治体のガイドライン等で3カ月以上の保存が推奨されるケース等のニーズを想定する。保存可能日数の上限を92日間に設定することで、月ごとの日数のバラつきにも柔軟に対応する。
合わせて、Cameleoを拡販・展開するパートナー企業向けにロゴカスタマイズサービスの提供も開始する。これにより、パートナー企業は独自ブランドとしてサービスを提供できるようになるという。
