移動体通信・IT分野専門の調査会社であるMCAは2023年4月13日、国内通信キャリア各社のキャリアショップ数に関する調査結果を発表した。
MCAによると、2023年2月時点において、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天の4キャリア(ワイモバイル・UQ mobileも含む)が展開するキャリアショップ数は、全国に7794店存在するという。半年前の7978店から184店減少した。
キャリアショップ数の推移
中でも減少幅が大きかったキャリアは、ドコモだ。2023年2月時点の店舗数は2208店で、半年前と比較すると81店減少した。au・ソフトバンクの店舗数も減少傾向にあるものの、ドコモと比べると減少幅は小さい。なお、ソフトバンクの店舗数は2237店と、国内最多であることも明らかになった。
メインブランドのキャリアショップ数推移
これまで店舗の新設を続けてきた楽天モバイルも、半年前と比べて8店減少した。同社は郵便局への出店も進めてきたが、既に大半の店舗の閉鎖を公表している。
楽天モバイルの店舗数(2023春)
また、この半年でワイモバイルは39店、UQモバイルは29店のキャリアショップを削減した。
サブブランドの店舗数(2023春)