KDDIでは、冬春モデルから「EV-DO Rev.A」の機能拡張版である「EVDOマルチキャリア」に対応した「WIN HIGH SPEED」の提供を開始する。
EVDOマルチキャリアは、Rev.Aの搬送波を2本もしくは3本束ねてデータ通信を高速化する技術。1台の携帯電話が複数の搬送波を同時に利用することで、データ送受信を効率化できる。WIN HIGH SPEEDでは受信速度が最大9.2Mbps、送信速度が最大5.5Mbpsで、大容量コンテンツの送受信時間が従来より最大3分の1短縮されるという。
「WIN HIGH SPEED」を紹介したパネル |
冬春モデルでは、auスマートフォン「REGZA Phone IS04」「SIRIUSα IS06」、au携帯電話「BRAVIA Phone S005」「Cyber-shotケータイ S006」「T006」、iidaシリーズ「X-RAY」「G11」の計7機種が対応する。
会場では「WIN HIGH SPEED」対応機種(左)と従来機種を使い、大容量ファイルの送受信時間の比較も行われた |