ソフトバンクは2023年2月24日、5Gの商用ネットワークで「Segment Routing IPv6 Mobile User Plane」(以下、「SRv6 MUP」)のフィールドトライアルを、2月13日から開始したと発表した。
SRv6 MUPのイメージ
SRv6 MUPは、標準的なIP伝送路の技術であるSRv6に、MUP(Mobile User Plane)の能力を拡張した技術。SRv6で実装された既存のIP伝送路を構成する汎用チップセットおよびホワイトボックススイッチなど汎用型のネットワーク装置で、5Gの特徴であるMECやネットワークスライシングを実現するため、従来のモバイルネットワークと比べて低コストかつ容易に実現することができる。
ソフトバンクでは、SRv6 MUPの早期商用導入を目指している。