今、通信キャリアが最も力を入れている分野の1つがクラウド戦略だ。多くの通信キャリアが、クラウドネイティブな通信インフラへの移行を進めている。
現時点では、コアネットワークの一部の機能をコンテナに代表されるクラウドネイティブ環境で実現したり、パブリッククラウドに移行したりといった取り組みが主流だが、今後はさらに活用の幅が広がっていくと予想される。「データセンターだけでなく、エッジにおいてもクラウドネイティブなアプリケーションとサービスがいっそう展開されていくことになるでしょう」とレッドハット テクニカルセールス本部 シニアソリューション アーキテクトの内田篤志氏は分析する。