KDDIがO-RAN準拠の5G SA仮想化基地局にHPEのTelco基盤を採用

ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)は2022年3月1日、KDDIが商用ネットワークで運用を開始したO-RAN準拠の5Gスタンドアローン(SA)基地局に、「HPE ProLiant DL110 Gen10 Plus – Telcoサーバー」が採用されたと発表した。

KDDIが利用するHPE ProLiant DL110 Gen10 Plus – Telcoサーバーは、Open RANおよび仮想化RAN(vRAN)ワークロードを処理するために設計されたキャリアグレードの製品で、高帯域幅・低遅延を必要とするエッジアプリケーション向けに最適化されている。

セキュリティ機能を内蔵し、インフラ管理の自動化もサポート。オープンな標準ベースのアーキテクチャをベースに、様々なベンダーのソフトウェアベースのRANソリューションに対応する。ベースバンドユニット、リレーゲートウェイ、セルサイトゲートウェイルーターの複数機能を統合し、5G基地局に必要とされる収容効率・電力効率を実現するという。

なお、HPEはRANのオープン化と仮想化を推進するO-RAN Alliance、通信キャリアインフラのオープン化を目指すTelecom Infra Project(TIP)に参画している。

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