凸版印刷など5社、新宿のシェアオフィスにZETA通信のインフラを構築し稼働状況の見える化などを実証

凸版印刷、テクサー、ギブテック、スカイテクノロジー、東京建物の5社は2022年3月1日、東京建物が運営するシェアオフィス「+OURS新宿」において、LPWA ZETA通信のネットワークインフラを構築し、シェアオフィス稼働状況の見える化と室内のCO2量、温度、湿度を測定する実証実験を2月1日より開始したと発表した。

新宿センタービル49階にある「+OURS新宿」

今回の実証ではZETA通信を活用し、稼働状況の見える化・数値化を行うとともに、室内に設置した CO2・温湿度センサーによりCO2、温度、湿度を測定し、各スペースの環境を把握する。

実証の状況

実証の概要は、以下の通り。

(1)常用利用スペースの稼働状況見える化・数値化
コワーキングスペース(コミュニケーションゾーン、ソロワークゾーン)、リフレッシュルーム各座席にテーブルセンサーを設置することで、座席の個別利用状況をリアルタイムでモニタリングする。

(2)WEB 会議用個室の利用状況の見える化・数値化
予約不要で利用できるWeb会議用個室にテーブルセンサーを設置することで、ブースの稼働状況の見える化・数値化を行う。

(3)室内環境測定(CO2、温度、湿度)
コワーキングスペース(コミュニケーションゾーン、ソロワークゾーン)、Web会議用個室、会議室にCO2・温湿度センサーを設置し、各スペースの環境を把握する。

今回の実証の結果を今後のシェアオフィス展開の企画、全体配置や個室利用などの設備配置の計画、利用者向けサービスの開発に向けて活用するとしている。

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