eスポーツで社内コミュ不足を解消、NTTe-Sportsが企画・運営支援を開始

コロナ禍にあっても、社員が一堂に会するイベントはできないものか――。そんな声に応え、オンラインの社内レクリエーションを支援するサービスが登場した。題材は「eスポーツ」。企画から運営、配信までNTTe-Sportsがまるごと支援し、世代の壁をも超える「withコロナ時代の社内レク」を提案する。

「まるごとおまかせ」で110万円、ミニマムなら55万円
NTTe-Sportsが提供するサポートの内容は、次のとおりだ。

eスポーツイベントの企画、構成段階では、必要な設備・通信環境の確認や社内で企画を通すための資料作成まで支援する。会場として、2020年8月に秋葉原UDX内で開業した「eXeField Akiba」の利用も可能だ。密にならない程度の人数を会場に集め、他の社員は自宅や各地の拠点からオンラインで参加するという形態を取ることもできる。

リモート参加・観戦の様子
リモート参加・観戦の様子

当日までの準備、運営マニュアルの作成等も含めてイベント運営、映像配信も全面的にサポートする。司会進行台本のテンプレートや機器操作・ルール説明のマニュアル等も提供。映像配信機材の操作等は、NTTe-Sportsの専門スタッフが手助けする。

費用については、こうした企画・運営をNTTe-Sportがまるごと行う「おまかせプラン」の場合で、110万円が目安。社内レクリエーションという性格上、企画・運営の大部分を社員自らやりたいというニーズも大きいと考えられるが、「お客様と我々が互いにどこまでやるかによってカスタマイズする」(影澤氏)ことで、柔軟に対応する。

なお、利用企業側が企画運営を行い、NTTe-Sportsが環境を提供するミニマムプラン(55万円)も用意する。

本サービスは、2021年9月16日から申込みの受付を開始し、10月1日から提供を始める。すでに複数の企業から引き合いがあり、影澤氏は「今年度内に50社程度への提供を想定している」と話した。

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