NTT東日本は2021年6月22日、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のオリンピックスタジアムにおいて、ローカル5Gを用いた報道活動に関する実証実験を行うと発表した。
NTT東がオリンピックスタジアムにローカル5G環境を構築し、取り組みに参加する報道機関のカメラマンが、東京2020大会の開閉会式や競技開催時に、フィールド内で撮影した写真データをその場からリアルタイムにアップロードすることで、情報のスピードが求められる報道活動での実用性を実証する。
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実施期間は、7月23日(金)から8月8日(日)まで(東京2020オリンピック競技大会期間中)と、8月24日(火)から9月5日(日)まで(東京2020パラリンピック競技大会期間中)。
取り組みに参加する報道機関は以下の通り。
・Associated Press(AP)
・Getty Images
・L’Agence France-Presse(AFP)
・Reuters
・新華社通信
・共同通信社
NTT東は、今回の取り組みを通じて得たローカル5Gの実装に伴う知見を活かし、スポーツイベントなど大規模イベントが開催される会場やスポーツ関連施設への導入を促進し、メディア分野やスポーツ分野などのパートナー企業・団体とローカル5Gを活用したいっそうのイノベーション創出に取り組みたいとしている。