ロジクールの日本法人は2021年5月26日、法人向けAI搭載ホワイトボード用カメラ「ロジクール Scribe」を発売開始すると発表した。
「ロジクール Scribe」 |
テレワークとオフィス勤務を組み合わせたハイブリッドオフィスの導入やオンライン授業の普及が進むにつれて、既存のホワイトボードの板書や付箋を対面参加と同じように、リモート参加者にも共有したいというニーズが高まっている。
「ロジクール Scribe」は、ブレインストーミングや授業、チームミーティングなど、部屋の中でも遠隔地でも誰もがホワイトボードを完全に見ることを可能にする、ホワイトボード用カメラ。最大で幅2m×高さ1.2mのドライレース面を撮影できるので、リモート参加者にもホワイトボードの内容をクリアかつリアルタイムに届け、生産性を高めることができる。
オフィスでの利用イメージ |
AIにより、ホワイトボードに書く手や人を透過し、マーカーの色を自動的に強調するので、リモート参加者はホワイトボードの内容をクリアに見ることが可能だ。付箋などの非デジタルコンテンツも検知する。
「Microsoft Teams Rooms」や「 Zoom Rooms」を含む主要なビデオ会議ソリューションと連携しており、会議に参加してすぐにホワイトボード上のコンテンツ共有を開始することができる。USBデバイスとしてノートPCに接続することも可能。参考価格は16万8000円(税込)。