CTCがSilver PeakのSD-WAN販売を開始、Aruba製品との組み合わせも

伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は2021年3月1日、米Aruba, a Hewlett Packard Enterprise company(以下、Aruba)が2020年に買収したSilver Peak Systemsの「Silver Peak Unity EdgeConnect SD-WANエッジプラットフォーム」 の取り扱いを開始したと発表した。マルチクラウドやSaaS利用の増加が見込まれる製造や流通、情報通信、電力などの企業を中心に提供し、初年度で1億円の受注を目指す。

Silver Peak Unity EdgeConnect SD-WAN エッジプラットフォームは、一般的なクラウドサービスについての独自情報をもとに拠点や在宅でのクラウドの快適な利用を実現するSD-WANソリューションだ。クラウドを含めたドメインでは3億以上、アプリケーションでは1万以上の独自のリアルタイムなデータベースを持ち、本社のネットワークを通さない各拠点からの適応型ローカルブレイクアウトが、セキュリティレベルを落とさずに可能になるという。また、EdgeConnectプラットフォームはMicrosoft 365ネットワーキングパートナープログラムの一部で認定されているため、快適なMicrosoft 365の利用が実現できる点も特長だ。

CTCは、このSilver Peakのテクノロジーと、多拠点向けにSD-WAN及び有線/無線LANをクラウドで一括管理するArubaのソリューション「SD-Branch」やリモートアクセスソリューションを組み合わせることで、顧客企業のネットワーク利用やビジネスの変革に貢献するとしている。

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