みずほ銀行がシスコのネットワーク仮想化技術を採用、導入機器数は金融業界最大級の1500台超

シスコシステムズは2020年12月22日、みずほ情報総研と共同で、みずほ丸の内タワー(東京都千代田区)の竣工に併せ、ネットワーク管理の中枢を司る仮想化技術Cisco DNA Centerを取り入れたネットワーク基盤のソリューションを導入したと発表した。

今回の導入では、金融業界の事例として最大規模となる、計1500台を超えるルータ、スイッチ、無線コントローラー等のネットワーク機器の導入を図っている。

シスコによれば、DNA Centerによりネットワークの導入時や運用時の工数削減、設定の一元管理、バージョン変更の際の一括管理を行うことで作業工数が削減。機器故障時の交換作業の簡素化など大幅な効率化をもたらすという。また、運用の最適化に向けて、分析機能アシュアランスにより無線クライアントのトラブルシュートを簡素化、AIによる分析提供での問題解決案の提示により、切り分け作業も簡素化する。

データセンターのネットワークでは、Cisco ACIにより大規模スイッチ環境構成の簡素化と自動化、アンダーレイ構築による作業工数の低減化、機器故障時の交換作業の簡素化を実現する。

一方、既存環境のCisco Unified Communication(UC)とコロナ禍の社外営業ツールに向けとしてWeb会議システムのCisco Webex Meetingsも強化した。

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