インターネットイニシアティブ（IIJ）は2020年10月26日、「IIJセキュアテレワークソリューション」を提供開始すると発表した。

同ソリューションは、リモートアクセスサービス「IIJフレックスモビリティサービス」を中心に、「端末管理」「マルウェア対策」「端末・データ保護」といったテレワークに必須のセキュリティ機能を網羅し、オフィスと同等のセキュリティレベルを維持するのに必要なサービスをパッケージ化したものだ。

「IIJセキュアテレワークソリューション」のイメージ

業務環境（従来型PC/仮想デスクトップ）に合わせて、基本的なセキュリティ対策機能を付帯した「ベーシックパッケージ」と、高度なセキュリティ対策を包括した「アドバンスパッケージ」から選択することができる。

料金は、PC（FAT端末）を対象としたFATベーシックパッケージを300ユーザーで利用する場合、初期費用が207万円、月額費用が1ユーザー当たり3267円（いずれも税抜、端末やネットワークの費用は含まず、以下同）。VDIを対象としたVDIベーシックパッケージを300ユーザーで利用する場合、初期費用が547万円、月額費用が1ユーザー当たり1万1155円となっている。

IIJがこれまで多くのシステムを構築してきた知見をベースに、最適なシステム要件と設定をテンプレート化して提供するので、システム構成を検討・決定する期間を短縮でき、申込から最短2カ月でセキュアなテレワーク環境を構築することが可能だという。