名刺1/2サイズで最大900mのPoE延長「MaxiiCopper Vi2300Aシリーズ」が国内3万台突破、ハイテクインターから

ハイテクインターは2020年6月25日、PoE延長装置の「MaxiiCopperVi2300Aシリーズ」 の国内累計販売台数が30000台を突破したと発表した。主に空港で約5000台、火力発電所で約3000台以上、東京オリンピック施設でも導入されているという。

昨今、防犯用のIPカメラや無料のWiFiアクセスポイントの需要が増えている。ただ、機器を設置したい場所に電源を確保できないケースは多々ある。そのため、屋外でもLANケーブルを介して長距離でデータと電源が供給できるPoE延長装置の需要が出ている。

MaxiiCopperVi2300Aシリーズは名刺入れの半分程のサイズで、動作温度が-40~75℃の耐久性とコンパクトさを特徴としている。LANケーブルは規格上100mほどまでしか延長ができないが、MaxiiCopperVi2300Aシリーズを介することで600m(100Mbps)、最大900m(10Mbps)まで延長することが可能になる。最大60Wまで給電できる。

MaxiiCopperVi2300Aシリーズ

構成する際は、、LANケーブルの両端に本装置を物理的に接続すれば設定不要で運用できるという。PoEハブ又はインジェクタから電源を受けることで、PoE延長装置とデバイスに電源が供給されるため、デバイスを設置したい場所にコンセント等の電源を別途用意する必要がなくなるという。

ポート数は10/100BASE-TX EthernetポートとUTP Extended Ethernetポートが4/8/16の3種類に分かれたものをラインナップしている。

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