AWSでのセキュアなIoTサービス、サーバーワークスとユビキタスAIコーポレーションから

サーバーワークスとユビキタスAIコーポレーションは2020年6月17日、協業によりAWS環境におけるセキュアなIoTサービスを実現するソリューションの提供を開始すると発表した。

IoTデバイスのなりすまし防止や通信の傍受を防ぐためには、IoTデバイスの個体を識別し、個体ごとの暗号鍵で通信経路を暗号化する必要がある。AWS IoTではこうした仕組みを実現するために、デジタル証明書の利用を前提とするTLSによる相互認証、暗号化通信をサポートしている。

ただ、こうしたサポートを利用しても、TLSで通信するには各IoT機器メーカーが個々のIoT機器に対してAWS IoTから発行される証明書をダウンロードするか、事前にAWS IoTに登録した認証局が発行した証明書、または事前に登録した証明書を安全に保存する必要がある。出荷後にはこれの証明書を管理し、運用しなくてはならず、煩雑な作業とコストが発生していた。

そこで、ユビキタスAIコーポレーションは組み込み機器向けにIoT機器内部の証明書・鍵データなどの秘匿データの安全な運用を実現する「Edge Trust」サービスを提供している。サーバーワークスとの協業によって、AWSを活用したクラウドのシステム構築から機器開発まで、セキュリティ面まで含めたIoTサービスを実現するためのワンストップの提案が可能になるという。

協業によるサービス提供イメージ

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