NTT東、新型コロナのインターネットトラフィックへの影響を公表

NTT東日本は2020年4月15日、新型コロナウィルス関連特設サイトにネットワークトラフィックに関するデータを開示した。

緊急事態宣言が発出された4月6日週の東日本全域のトラフィック総量は、前週と比較して、平日の夜間帯ピークトラフィックは1%増加、土日では3%増加した。

新型コロナウィルス感染拡大による影響が出る前の2月25日(火)週と比較すると、平日は、昼間帯(9時~17時)で最大33%増加、夜間帯ピークトラフィックで2%の増加となった。

同様に影響が出る前の2月29日(土)、3月1日(日)と比較して、土日は、昼間帯で最大9%増加、夜間帯ピークトラフィックは2%増加した。これについて、NTT東日本は、イベントトラフィック等により一時的に伸びていると想定されるが、今後のトラヒック動向等を注視していくとしている。

なお、これまでのピークトラフィック量を踏まえたネットワーク設計をしているため、現時点ではネットワーク全体の容量は十分に確保しているという。


NTT東日本全エリアのトラフィック量比較

以上のトラフィック情報は、フレッツ光(コラボ光含む)のIPoE方式、PPPoE方式を利用したインターネット接続サービスについて測定したもの。平日グラフは、対象週の平日トラフィック量を各時間毎に平均したもので、土日グラフは、対象週の土曜/日曜を各時間毎に平均したもの。

なお、特設サイトでは、エリア別のダウンロードトラフィックについても開示されている。

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