働き方改革の取り組みが広がっている。しかし、残業代抑制などのコストカット施策に留まっている企業も多いのではないだろうか。
本来の目的である生産性の向上に向けて、今注目されているのが「デジタルワークプレイス」だ。デジタルツールを活用して、働く時間や場所の制約を取り払う。一方で従業員エンゲージメントを高め、生産性の向上やコラボレーションを推進する考え方である。
2019年10月3日に開催された「デジタルワークプレイスDay2019」では日本マイクロソフト、楽天コミュニケーションズ、Sansan、Box Japan、レコモットの5社がパネルディスカッションを行った。(1)働き方改革の実情と取り組みについて、(2)デジタルワークプレイスをどのように活用しているか、の2部構成で実施。働き方改革の現状と、デジタルワークプレイスの活用方法について活発に議論され、様々な取り組みが紹介された。