NTT東日本は2019年11月6日、企業向けSDx(Software Difined anything)サービス「ギガらくVPN」と「ギガらくスイッチ」を発表した。ともに11月11日に提供開始する。
両サービスは、VPN装置やスイッチ装置の設定をNTT東日本が事前に行い、さらに導入から運用までのサポートも一元的に行うクラウド管理型のマネージドサービス。Cisco Merakiを採用している。
ギガらくVPNはいわゆるSD-WANのサービスで、企業内通信とSaaS通信を自動的に振り分け、SasSについては拠点から直接インターネットに接続する「ローカルブレークアウト」に対応。このほか、インターネットVPN、リモートアクセス、L3/L7のファイアウォール設定、802.1x認証などの機能を備える。
また、ギガらくスイッチは、スイッチのマネージドサービスとなる。以前から提供するギガらくWi-Fiと両サービスを一括導入することで、各拠点におけるWi-Fiアクセスポイントの下部端末までの利用状況を可視化し、遠隔で確認することも可能だという。
月額利用料はギガらくVPNが4500円~、ギガらくスイッチが2500円~で、VPN装置やスイッチのレンタル費用も含まれる。初期費用は不要だが、24カ月の最低利用期間が設けられており、利用期間内に解約する場合は1万円の解約金がかかる。
提供エリアは全国。パートナー企業へのOEM提供も行う。
「ギガらくVPN」「ギガらくスイッチ」の構成イメージ(画像をクリックで拡大)