レコモットは、モバイル向けリモートアクセスサービス「moconavi(モコナビ)」の清水建設への導入事例を公開した。
moconaviはスマートフォンやタブレットから、社内システムや各種クラウドサービスなどへ安全にアクセスできるテレワーク向けプラットフォーム。使用端末にデータを残さないため、業務用デバイスだけでなくBYOD(Bring your own device:私物端末の業務利用)にも最適だとしている。
清水建設では以前から一部の社員にスマートフォン・タブレットを配布していたが、従来のモバイル活用ツールではイントラネットやファイルサーバー、メールシステムへのアクセスが難しかった。また利用者の増加に合わせてオンプレミスのサーバーの増設が必要になるなど運用管理やコスト面での負担も大きかったという。
そこで、全社員への内線スマホの支給や在宅勤務の本格導入などを機に、新たなモバイル活用ツールを検討。moconaviを導入した。利用人数の増加にも低コストで対応できる点や、スマホ内線化にも対応できる点が決め手となったといい、現在では業務用スマホとBYOD端末を含め約2万アカウントでmoconaviを利用している。
moconaviは様々なSaaSに対応しており、例えば清水建設ではOffice 365や名刺管理サービスのSansanと連携させることでモバイル端末からメールや資料の確認、電話帳の活用ができるなど利便性が格段に向上したという。
レコモットは今後もmoconviの連携サービスを拡大する予定。働き方改革に取り組む企業へ安全で快適なサービスを提供するため、セキュリティとユーザビリティ向上の両面からサポートするとしている。