NTTテクノクロスは2019年8月28日、Web会議「Meeting Plaza」の提供・サポートを終了すると発表した。
ASP版のサービス終了日は2022年3月31日、オンプレミス版の保守サポート終了日は2025年3月31日。新規受付については、ASPは2020年3月31日、オンプレミスは2020年8月31日をもって終了する。
Meeting Plazaは、2001年に販売開始されたWeb会議の老舗。Web会議市場の競争は近年、海外製品やベンチャー製品の台頭によって激化しており、継続的かつ高品質なサービス提供が困難になることが将来予想されるため、サービス終了を決めたという。
NTTテクノクロスは今後、ブイキューブと提携し、映像コミュニケーション分野での取り組みを継続する。具体的にはまずブイキューブのWeb会議サービス「V-CUBE ミーティング」の販売代理店となり、両社のWeb会議に関する技術・ノウハウを融合し、働き方改革におけるWeb会議市場の拡大を目指すという。また、ブイキューブも、NTTテクノクロスのリモートアクセスツール「MagicConnect」の販売代理店となる。
さらに、こうしたコミュニケーション関連市場にとどまらず、PaaSやMaaSなど新しいビジネス領域に向けて、両社の映像・音声技術を組み合わせた新サービスを共同開発していくことも検討しているという。