西菱電機は2019年4月3日、個人情報配慮型屋内位置情報ソリューション「Office IoT」の完全クラウド版サービスの提供を開始したと発表した。
ビーコンと環境センサーによって、会議室の使用状況、オフィス内の従業員の居場所、温度や湿度などの環境データの確認が可能になる。また、これらのデータを蓄積することで、オフィス内の快適な空間づくりや適正な会議時間の設定など業務の見直しに活用できるという。
以前から提供しているハイブリッドクラウド版は、アプリケーション部分はオンプレミス、データ収集部分はクラウドとなっている。 ハイブリッドクラウドと比べて、サーバーなどの設定が不要な点や、社内外からアクセスできる点が完全クラウド版の特徴だとしている。
画面レイアウトの変更や機能追加などのカスタマイズも可能。初期費用や料金は個別問い合わせ。