日本サッカー協会 (JFA)とキリン、KDDIの3社は2019年3月25日、JFAが主催する「キリンチャレンジカップ2019」において、5G時代を見据えた「XRテクノロジー」を導入すると発表した。サッカー日本代表戦のスタジアム観戦に通信やXRのテクノロジーを導入することで、より楽しく、より快適で、臨場感のある観戦体験の提供を目指すという。
第1弾として、2019年3月26日「キリンチャレンジカップ2019」日本対ボリビア戦(開催地:ノエビアスタジアム神戸)で、AR技術を活用した「ARサッカー観戦」のサービスをスタジアムの一部シートで実施する。自席に設置されたタブレットで、さまざまな角度からのカメラ映像観が行えるほか、スタッツを用いた試合結果の予想、ハーフタイム中に楽しめるカジュアルARゲーム「KIRIN CHALLENGE CUP キックターゲット」が楽しめる。
ARサッカー観戦のイメージ
ARサッカー観戦のコンテンツの1つである「視点ジャンプとスタッツ表示」では、自分の好きな視点から試合を観戦できる視点ジャンプと、チーム・選手ごとのスタッツを表示する。スタッツはリアルタイムに更新され、観戦中の試合をより詳細に楽しめるという。視点ジャンプではTV中継を行うフジテレビジョンの協力も得て実現する。