ソフトバンクと福岡ソフトバンクホークスは2019年3月20日、5Gを活用したVR試合観戦の実証実験に成功したと発表した。
福岡 ヤフオク!ドームのホームベース後方のフェンス内などに、高画質VRカメラを設置して試合の模様を撮影。5Gネットワークを介してVRヘッドセットに伝送し、3Dパノラマ映像による試合観戦が行えた。複数のVRカメラの視点を自由に切り替えながらの観戦もできたという。
また、VRヘッドセットを装着した観戦者がアバターとしてVR空間に出現するアプリケーションも開発。観戦者同士で会話しながら野球観戦を楽しむこともできた。アバターの顔の向きや口の動きも再現されるという。
5G時代を見据えて、ソフトバンクとソフトバンクホークスの両社は今後も新時代のスポーツ観戦サービスの提供に向けて、取り組みを進めていくとしている。
VR空間のイメージ