NECとNECプラットフォームズは2018年7月9日、中小規模事業所向けのオフィスコミュニケーションゲートウェイの新製品「UNIVERGE Aspire WX」を発表した。7月25日から出荷開始する。
Aspire WXの特徴はまず、アプリケーションボードの追加により、通話録音機能など様々な機能の拡張が可能になったこと。また、ルータボードの機能強化も図り、クラウドサービス利用時のトラフィック負荷集中を軽減するURLオフロード機能を搭載する。
「UNIVERGE Aspire WX」
多機能電話機のラインナップも刷新した。IP多機能電話機「UNIVERGE DT900シリーズ」は、カラー液晶画面を標準搭載したほか、ギガビットLANも標準搭載し、QoSも向上したとのこと。
IP多機能電話機「UNIVERGE DT900シリーズ」
さらに、内線通話が可能なスマートフォンアプリケーション「UNIVERGE ST500」を強化し、チャット、Web会議、プレゼンス表示機能などを来年2月に追加する予定だという。
クラウド経由でのソフトウェア自動アップデートや、クラウド型統合管理サービス「NetMeister」によるリモート保守管理により、導入後のサポートも強化した。
価格は65万5800円~。