NTTコミュニケーションズは2018年6月27日、IPoE方式に対応した企業向けインターネット接続サービス「OCN光 IPoEサービス」の提供を開始した。

IPoE（IP over Ethernet）方式の設備は、従来のPPPoE方式よりも大容量化されているため、混雑しにくいのが特徴。加えて、混雑の原因になりやすい個人の向けサービスのトラフィックを論理的に分離しており、ビジネスで必要となる高速で安定したインターネット利用環境を提供可能だという。

「標準プラン」と「ワイドプラン」の2種類を用意しており、標準プランは従来サービス比2倍の帯域設定、ワイドプランは同6倍となっている。ワイドプランの場合、Windows Updateによる通信を業務用の通信から分離することもできる。

また、IPv6通信およびIPv4通信の両方が利用でき、固定／動的のいずれかのグローバルIPv4アドレスを選べる。

月額利用料金は、光回線一括提供型・動的IPの場合で、標準プランが9400円、ワイドプランが1万2400円。固定IPの場合は標準プランが1万5400円、ワイドプランが1万8400円となっている。

クラウド型セキュリティ機能をパッケージ化した「OCN光 IPoE vUTMセット」も用意している。