ソフトバンクは2018年5月28日、パブリッククラウド向けSaaS型セキュリティ管理サービス「Dome9(ドームナイン)」の販売を開始した。日本国内ではソフトバンクが独占的に取り扱う。
Dome9は、パブリッククラウド環境の各種セキュリティ設定や、コンプライアンスに必要なオペレーションを自動化する管理ソリューション。日々更新されるシステム環境を継続的にモニタリングし、見過ごしやすい設定ミスや不適切なセキュリティ設定を自動的に検知し、効率的で安全なクラウド環境を実現するという。
また、グローバルに展開されている主要なパブリッククラウドサービスに対応し、単一の管理コンソールから複数のアカウント、全リージョンのセキュリティ設定状況、コンプライアンスへの準拠について、可視化できるとのことだ。AWSのIAM情報のステータス表示やIAM機能との連携による管理機能も提供する。
なお、ソフトバンクは、2017年にDome9を提供する米Dome9 Security社に出資している。
Dome9の管理コンソールの画面イメージ