米マイクロソフト、OCS2007に代わる次世代UCソリューション「Microsoft Lync」のRC版を発表

米マイクロソフトは2010年9月13日(現地時間)、「Microsoft Office Communications Server 2007」の後継となる次世代ユニファイドコミュニケーション・ソリューション「Microsoft Lync」の製品候補版(release candidate)を発表した。RC版は同社サイトから無償でダウンロードが可能で、正式版は2010年末までに発表される予定だ。

Microsoft Lyncは、IP電話やビデオ会議、デスクトップ共有、インスタントメッセージングなど複数のコミュニケーションツールを統合するもので、Microsoft OfficeやSharePoint、Exchangeなどの同社Officeシリーズとの連携も可能。従来提供されてきた「」から機能強化を行うとともに、ブランド名も「Lync」へと変更する。

同社発表によれば、すでに120を超える顧客企業やパートナー企業がMicrosoft Lyncのテストプログラムに登録しており、400超のユニファイドコミュニケーション・パートナーが正式版提供開始に向け準備を進めているという。

また同日、30以上のパートナー企業からIP電話機、コンタクトセンターや通話録音のアプリケーションなど、Microsoft Lyncに対応するハードウェア、ソフトウェア製品がリリースされた。

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