ソフトバンクは2018年4月26日、IoT向けのLTE規格である「NB-IoT」と「Cat.M1」の商用サービスを開始したと発表した。NB-IoTの商用サービスはソフトバンクが国内初となる。

料金プランはNB-IoTとCat.M1で共通となっており、ソフトバンクのIoTプラットフォームと併用する場合は1回線当たり月額10円（月間10KBまで）～200円（2MBまで）。ソフトバンクのIoTプラットフォームの利用には、初期費用1万円と月額費用1万円～がかかる。

ソフトバンクの通信ネットワークのみでも利用可能で、その場合の料金は1回線当たり月額100円（10KBまで）～300円（2MBまで）となっている。

なお、NB-IoTの最大通信速度は下り27kbps／上り63kbps、Cat.M1は下り0.8Mbps／上り1Mbps。また、ソフトバンクが今回サービス開始したNB-IoTとCat.M1は、低消費電力技術のeDRXとPSMを導入済みとのこと。

ソフトバンクは今後、村田製作所やGemalto、Sierra Wireless、Quectel Wireless Solutionsと、NB-IoTやCat.M1に準拠したIoT機器向け通信モジュールを順次提供していく予定だ。