マイクロソフトは2010年9月7日、パートナー支援プログラム「マイクロソフト パートナーネットワーク」に参加する約1300社の中から、同社製品を基盤とした革新的なソリューションの提供や実績を持つパートナー企業を表彰する「マイクロソフト パートナー オブ ザ イヤー 2010」の受賞企業を発表した。合計26部門にわたってソリューションの先進性や顧客企業の課題解決に向けた効果および満足度などを基準に、マイクロソフトが受賞企業を選出した。
パートナー企業のコンピテンシー(得意分野・専門性)に基づいたソリューションに対して送られるコンピテンシーアワードにおいて、「Unified Communications(統合コミュニケーション)」部門は伊藤忠テクノソリューションズが受賞した。受賞理由として、「10万アカウントの大規模ユーザー企業において、100を超えるメッセージング環境を、Exchange ServerとSharePoint Serverを中心としたマイクロソフト プラットフォームに統合し、ユーザビリティの向上とコスト削減に大きく貢献」した点を挙げている。
「Mobility(モバイル)」部門については、モバイルワーカーの生産性向上とセキュリティの確保を実現したパッケージ製品「KUNAI」が、スムーズな企業内導入を可能にし、スマートフォンのビジネス市場の拡大に大きく貢献したとして、サイボウズが受賞している。