ソフトバンク、5Gを使ったトラック隊列走行の実証実験

ソフトバンクは2018年1月16日、トラックの隊列走行等および車両の遠隔監視、遠隔操作の実証実験を推進するため、第5世代(5G)移動通信システムの実験試験局免許を取得したと発表した。

実験周波数は、4.7GHz帯(帯域幅100MHz)と28GHz帯(同732MHz)で、基地局数はそれぞれ1局。


車車間通信実験構成

実証実験はソフトバンクグループのSBドライブ、自動運転技術を研究・開発する先進モビリティ、華為技術日本などと連携し、2017年12月から茨城県つくば市で開始している。

なお、実証実験の内容は2017年5月に発表されており、トラック隊列走行においては、隊列内の車両間の通信に5G移動通信技術を適用し、後続車両のカメラ映像を先頭車両に配信したり、先頭車両のドライバーが後続車両を運転制御するためのメッセージを送信する。車両の遠隔監視・操作においては、車両と運行管制センター間の通信に5Gを適用する。ともに、無線区間で1msの低遅延通信を実証する。

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