KCCSモバイルエンジニアリング(KCME)とACCESSは2017年12月6日、ネスレ日本が12月中旬から始めるオフィス向け新サービス「キットカット たのめるくん」において、Sigfoxを用いた自動発注システムを提供すると発表した。Sigfoxを活用したオフィス向け商用サービスは国内初だという。
キットカット たのめるくんは、ネスカフェ アンバサダー向けのサービス。在庫少量時にボタンデバイスのボタンを押すと、Sigfox経由で発注データがオーダーサーバーに送信され、発注できる。
KCMEは通信デバイスやボタンデバイスなどの開発を担当。ACCESSは、サーバーの開発をはじめ、システムインテグレーション全般を担当した。
ネスレ日本は、2018年末までに1万オフィスでの利用を見込んでいる。Sigfoxの特別な通信環境を構築しなくても安価に利用できる点を評価したという。
「キットカット たのめるくん」の筐体