NTT東日本が「まるらくオフィス」にシスコのNFVを採用

シスコシステムズは2017年11月17日、NTT東日本が提供する中小企業向けサービス「まるらくオフィス」に自社のNFV(Network Functions Virtualization)ソリューションが採用されたと発表した。

まるらくオフィスは、専任のIT担当者が不在の中小企業に対して、ICT環境の構築・管理・運用を一元的に提供するNTT東日本のサービスだ。インターネット回線・Wi-Fi環境・セキュリティ対策など、基本的なICT環境に加えて、ICT環境に関する相談窓口と24時間365日の故障受付対応などのサポートメニューをひとまとめにしたもので、2017年3月31日から提供されている。

シスコによれば、NTT東日本は同サービスの提供に当たって、シスコのNFVポートフォリオの中からCisco Network Services Orchestrator(Cisco NSO)、Cisco Elastic Services Controller(Cisco ESC)、Cisco Virtual Infrastructure Manager(VIM)、Cisco Virtual Topology System(VTS)を含めたキャリアクラスのNFVインフラストラクチャ(NFVI)を導入。これにより、仮想化プラットフォーム内で複雑に構成されたコンポーネント機能の自動化やインテグレーションを実現したという。手作業を軽減して運用の最適化を行ってコストを削減すると同時に、サービス変更や事業展開をスピーディーに行うことができるとしている。

また、合わせて、安定したネットワーク環境を実現するためにシスコのアグリゲーションサービスルータ、データセンタースイッチも採用されている。

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