OKIは2017年11月14日、橋梁や支柱などのインフラ構造物の健全度を遠隔監視する「無線加速度センサーシステム」を開発したと発表した。
同システムでは、OKIの920MHz帯マルチホップ無線のSmartHopに対応した「無線加速度センサーユニット」をインフラ構造物に設置し、構造物の振動データを遠隔から収集・可視化する。
無線加速度センサーシステムのシステムイメージ |
センサーユニットは3軸加速度センサーを内蔵しており、つねに3方向の振動データを計測して構造物の振動データを適切に収集する。傾き方向や角度を算出する機能も備えており、構造物の傾きも監視できるという。
無線加速度センサーシステムの価格はオープン。2018年1月からインフラ構造物を管理する事業者や自治体向けに販売開始し、3月から出荷開始する。