総務省は2017年11月10日、情報通信審議会 情報通信政策部会に「IoT新時代の未来づくり検討委員会」を設置すると発表した。
IoT・AI・ロボットなど新時代の未来を展望しつつ、人口減少社会が一段と本格化する日本の歩むべき道を支えるための新たな情報通信政策の在り方について検討するという。主査は、慶應義塾大学の村井純教授が務める。11月17日に第1回会合を開催し、2018年6月を目処にとりまとめる。
主な検討項目としては以下の3つが挙げられている。
(1)IoT・AI・ロボット等のイノベーションの進展に伴う2030年~2040年頃の未来社会のビジョン
(2)IoT・AI・ロボット等のイノベーションによる持続可能な経済社会の実現方策
(3)IoT・AI・ロボット等が「当たり前」の時代に求められるICTスキルの習得や、年齢・障害の程度等を問わず国民各層がICTを利活用できるリテラシーの在り方の検討及びその実現に向けた支援方策