ジュニパーネットワークスは2017年10月31日、ソフトバンクの新しい商用コアネットワークに、同社のエッジルーター「MXシリーズ」と自動化技術「Juniper Extension Toolkit(JET)」が採用されたと発表した。
従来システムと比較して76倍のキャパシティ向上を図れる点や、先進的な技術開発を可能とする点が評価されたという。
JETについては、設定とプロビジョニングの自動化フレームワークとして採用されており、手動でログイン設定を投入する方法と比べ、回線開通作業を30倍に高速化できたとのこと。
「柔軟性の高いJunos OSと『MXシリーズ』を採用することで、従来は異なるノードで行っていた機能を集約し構成のシンプル化と4重化の冗長構成を実現することができた。また、トラフィックフローの最適化も同時に行うことができ、安定したサービス提供を行うためのプラットフォームが構築できたと確信している」とソフトバンク コアネットワーク&デバイス技術本部C&I統括部 ネットワークシステム部 ISPネットワーク課の北上恭彦氏はコメントしている。