日商エレクトロニクスは2017年10月18日、無線LANソリューションベンダーの米Aerohive Networksと販売代理店契約を締結したと発表した。
日商エレによれば、Aerohiveの無線LANソリューションは、(1)完全コントローラーレス、(2)インテリジェントな制御機能を持つアクセスポイント、(3)クラウドでの一極集中型運用監視が特徴で、「第5世代の無線LAN」と定義されているとのこと。
コントローラーを必要としないアーキテクチャのため、通信断の原因となる構造上のボトルネックがない。また、アクセスポイントは自律的に相互連携、負荷分散するため、従来の無線LANにあったようなパフォーマンス・安定性・管理面での課題がなくなるという。アクセスポイントは、クラウド上で数万台まで一元管理できる。
日商エレでは、Aerohiveの無線LANソリューションを、クラウドの特性を生かした「SD-LAN(Software-Defined LAN)」として位置付け、初年度1億5000万円の販売を目指す。
無線LANアーキテクチャの変遷