APRESIA Systemsは2017年10月5日、Coriant社(本社:ドイツ/アメリカ)と販売代理店契約を締結したと発表した。APRESIA Systemsは、Coriant社が開発・提供するメトロ網向け光伝送ネットワーク製品を日本国内で販売する。
Coriant社は、Nokia Siemens Networks Optical Networks社、Tellabs社、Sycamore Networks社を前身として2013年に設立された会社。
Coriant社の光伝送ネットワーク製品は、ファイバあたりの伝送容量25.6T bit/s、あるいは高さ1Uの筐体に1.6T bit/sの実装密度を実現する。また、ROADM機能を備え、光波長の経路制御を集中的に行える。こうした特徴により、メトロ伝送網、データセンター間の接続、キャンパス間通信などにおいて、モバイル、IoTなどによる今後のデータ量の増加を見越した、柔軟かつ最適な伝送ネットワークを構築できるとしている。
APRESIA Systemsでは、自社開発のイーサネットスイッチやメディアコンバータ製品「APRESIA」と合わせ、通信事業者やデータセンター事業者やケーブルテレビ事業者などにCoriant社の製品を販売していく考えだ。