ニューロネット、Web会議アプライアンスサーバーとソフトウェアパッケージの提供を開始

Web会議サービス「SaaSBoard(サースボード)」を提供するニューロネットは2010年9月2日、従来のSaaS型サービスに加え、ユーザー企業が自社内にサーバーを設置して利用するハードウェア一体型アプライアンスサーバーの販売を開始すると発表した。また同時に、数千~数万人の大規模企業向けに、データセンターへSaaSBoardソフトウェアをパッケージ導入するサービスの提供も開始する。

SaaSBoardは、ASP/SaaS型で利用できるWeb会議/Webコラボレーションサービス。6人用、50人用など最大収容人数が決められたバーチャルな会議室を契約するルーム型Web会議「SaaSBoard/Room」と、利用者各人もしくは利用拠点ごとにIDを持ち、会議室数無制限で使えるID型Web会議「SaaSBoard/Collabo」がある。Web会議サービスを提供する他のベンダーではID型かルーム型のどちらか一方のみに限られているが、両方を提供し、ユーザー企業の目的に合わせて2タイプから選んで利用できるのが、SaaSBoardの大きな特徴だ。

SaaSBoardの画面例

新たに販売を開始する「SaasBoard アプライアンス」は、SaaSBoardソフトウェアをハードウェア一体型で提供するもの。ID型、ルーム型、および複合型の3タイプを販売する。いずれのタイプも初期費用50万円(設置費用含まず)のほか、利用するID数・ルーム数に応じた月額利用料がかかる。また、100Mbps以上の専有LANでの使用、3年契約が利用条件となっており、4年次以降は月額利用料は半額となる。

ID型の「SaasBoard/Collabo アプライアンス」は、顧客企業の指定するID数(100~1000ID)を設定して納品する。月額利用料は2000円×ID数となっている。

ルーム型の「SaasBoard/Room アプライアンス」は、例えば、100名同時利用できる会議室を1室、18名用の会議室を8室といったように、顧客企業の指定するルームタイプと室数を設定して納品する。複数会議室の収容人数を総合した述べ人数(拠点数)で50~500まで設定できる。月額利用料は述べ収容人数(拠点数)×1200円。

複合型の「Collabo/Room アプライアンス」は、前記2種類を混在させ、ID数ならびにルームタイプと室数を設定したうえで納品する。月額利用料は、2000円×ID数と、述べ収容人数(拠点数)×1200円の合算額となる。

また、顧客企業が指定するデータセンターへSaaSBoardソフトウェアパッケージを導入し、プライベートクラウド環境で利用可能にする「SaasBoard パッケージ」も提供開始する。ID型で1000ID以上、ルーム型で収容人数(拠点数)500以上の大規模ユーザーが対象。価格については、個別見積もりとなっている。

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