双日、アイ・サイナップ、京セラコミュニケーションシステム（KCCS）の3社は、IoT向けネットワーク「Sigfox」を活用した物流IoTサービスの提供において協業すると発表した。2017年度は物流事業者との実証運用・改良・検証を行い、2018年度内の実用化を目指すという。
今回の協業をもとにSigfoxを活用して提供される物流IoTサービスは、「物流アセットの位置・稼働状況」や「貨物の発送・積載情報」などを事業者間で連携・シェアするもの。ターゲットとする利用シーンは、各種コンテナ（特殊コンテナ・リーファーコンテナ・ISOタンク）、非牽引車両（トレーラーシャーシ・ウィングシャーシ）、物流機器（通い箱・パレット）、シェアリングサービス関連事業者（荷主・ドライバー）など。
各社の役割は次のとおり。
– 双日：Sigfoxを活用した物流IoTサービスの提供
– アイ・サイナップ：Sigfoxに対応したセンサ・デバイス開発
– KCCS：Sigfox無線基地局の設置およびネットワークサービスの提供
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このサービス実現に向け、GPSトラッカー（位置・稼働状況の把握）、GPSトラッカー＋温度センサ、Sigfox基地局測位トラッカー、ボタンデバイスなどを開発する予定だ。センサデバイス、Sigfoxの通信費、クラウド利用料などを含んだサービスを低価格で提供することを目標としているという。
