マクニカネットワークスは2017年5月31日、サイバー攻撃の脅威レベルを無償判定するサイバーセキュリティサービス「Mpression Threat Intelligence Platform」の提供を開始した。
同サービスは、専用ポータルにおいて、疑わしいファイルやURL/FQDN(Fully Qualified Domain Name)/IPアドレスを検索することで、標的型攻撃かの観点で脅威インテリジェンスを照合し、脅威レベルを即時に確認できる。ユーザー企業はこの判定結果をもとに、対処の緊急度を迅速に判定することが可能になるという。
脅威インテリジェンスには、マクニカネットワークスの独自データに加え、複数の外部データも活用する。そのため、一度の検索で複数の脅威インテリジェンスとの照合結果を得るこが可能だ。
脅威インテリジェンスとの照合を行った結果、疑わしいもしくは詳細が不明だったファイルなどがあれば、有料で同社アナリストによる動的解析などの追加調査を実施する。判定結果は6時間以内(同社の営業日内)の一次回答を目標としており、追加調査の料金は年間180万円~(税抜)。