ユニアデックスは2010年8月26日、シスコシステムズのサーバーコンピューティング製品「「Cisco Unified Computing System(Cisco UCS)」を採用して、プライベートクラウド構築サービスの販売を積極展開する新組織「Cisco UCSビジネス推進センター」を約40名の体制で開設したと発表した。
Cisco UCSは、シスコシステムズが初めて投入したサーバーコンピューティング製品で、ブレードサーバー、ネットワーク、ストレージなどの物理的な構成要素を仮想化技術を生かして統合することで、企業のICT基盤をひとつのシステムとして効率的に管理し、データセンターの最適化を実現するもの。ユニアデックスは、企業内システムをプライベートクラウド化するための基盤を構築するニーズが拡大していることを受け、当市場においてCisco UCSが優位性を有すると判断し、新組織を立ち上げたと説明している。
Cisco UCS ビジネス推進センターの活動内容は以下の通り。
1.Cisco UCS に関するプロモーション、マーケティング活動推進
2.Cisco UCS および関連周辺機器、ソフトウエアを含めた仮想化データセンター/プライベートクラウド基盤に関するコンサルティング、アセスメント、設計・構築から運用・保守に至るワンストップサービスの提供
3.Cisco UCS を利用した構成でのソフトウエア、ハードウエアの相互運用検証サービス
4.Cisco UCS による仮想化データセンター/プライベートクラウド基盤関連情報の集約と発信