リバーベッドテクノロジーは2017年3月27日、サービスプロバイダー向けのプラットフォーム「Riverbed Service Delivery Platform」を発表した。
これは、サービスプロバイダーがNaaS(Network as a Service)を提供するための基盤となるもの。大規模なVNF(Virtual Network Function)の展開、コントロール、決済、サポートの自動化などにより、NFVに起因する複雑性を排除し、これまでのNFV投資をクラウドと同様のNaaSモデルに転換することができるという。
主なメリットとしてリバーベッドは、「あらゆる接続モデルにおける品質ベースのMPLSサービスのシームレスな拡張および統合」「DevOpsアプローチにより迅速なサービス設計、搭載、展開」「継続的なサービス配信最適化」などを挙げている。
「サービスプロバイダーは大規模な変革を迫られており、昨今のデジタル顧客のニーズに応えるためにテクノロジーをいかに取得、管理、展開するかを変革していこうとしている。リバーベッドのService Delivery Platform は、サービスプロバイダーが自身のビジネスを再発見し、そのインフラを進化させることができるよう支援する。サービスプロバイダーは差別化されたサービスを展開する柔軟性を手に入れ、エンドユーザーにすばやく効率的にサービスを提供できるようになる」
リバーベッドのサービスプロバイダーソリューション担当シニアバイスプレジデント兼ジェネラルマネージャであるフィル・ハリス氏はこうコメントしている。