日本マイクロソフトは2017年3月15日、チャットベースのワークスペース「Microsoft Teams」の提供を開始したと発表した。Office 365の法人向けプランを利用する全ユーザーに無償で提供される。
昨年11月にプレビュー版の提供が始まったMicrosoft Teamsはすでに全世界で5万社以上が使用を開始している。今日リリースされた一般提供版には、スケジューリング機能を備えた会議体験の強化、モバイルによる音声通話、メール統合など、プレビュー版の提供当初にはなかった100以上の新機能が追加されているという。
Microsoft Teamsの特徴の1つは、Officeアプリケーションとの連携。WordやExcel、PowerPointにSharePointなどが、Microsoft Teamsの中に組み込まれており、ユーザーは必要とする情報やツールをすぐにいつでも用いることができるという。
また、ボット連携の機能も搭載。さらに、SAPやTwitter、YouTubeやGoogleアナリティクスなど、150以上のサービスとのインテグレーションが実現、もしくは予定されているという。
Microsoft Teamsの画面イメージ