ブロケード コミュニケーションズ システムズの一組織であるRuckus Wirelessは2017年2月27日、「Cloudpath ES セキュリティ/ポリシー管理ソフトウェア」のバージョン5.1を発表した。
この最新バージョンは、証明書ベースのIoTデバイスセキュリティに対応したのが特徴。証明書を使用してIoTデバイスをセキュアかつ自動的に接続できるため、IT部門はIoTデバイスの動作を管理するポリシーを確立できるという。
Cloudpath ES 5.1ソフトウェアには、デバイス・フィンガープリントが導入されており、接続するデバイスのプロファイルをデバイス・フィンガープリントのデータベースと比較することで、IoTデバイスのタイプを自動判別できるようにする。デバイス側で証明書を使用できない場合も、Ruckus Dynamic Pre-Shared Keyという技術により、デバイスを保護できるという。また、既存のセキュリティ基盤を変更する必要もないとのこと。
このほか、マネージドサービスプロバイダー向けのマルチテナント機能も強化された。Cloudpath仮想導入実装のマルチテナント機能を利用できるようになったという。