三井物産エレクトロニクス(MBEL)は、フォークリフトの安全運転支援・稼働監視するIoTサービス「Forkers」を2017年3月から試験販売すると発表した。全てのメーカー車型・車両で使用可能だという。
Forkersは、車載器・カメラ・ブザー・クラウド管理システムで構成される。車載器は防水防塵で、GPSやG-Sensor(クルマの動きを検知する加速度センサー)を搭載している。RFIDで認識したオペレーターごとの運転情報をクラウドへ送信する。
急発進・急停止・急旋回・衝撃などの危険運転を検知すると、ブザー音でオペレーターに注意を促す。また危険運転時の映像は、車両の前後に取り付けたカメラで撮影。その映像をクラウドへ送信し、管理者が危険運転を映像で確認できるようする。
RFIDによるオペレーター認証を実施せずにフォークリフトを運転した時にもブザー音で警告する。そのほか、日報・週報・月報をクラウドへ配信したり、車両の適正配置や保守部品管理なども行えるようになるという。