ジュニパーネットワークスは2016年12月15日、ネットワーク自動化技術の学習や検証が行える「OpenLabイノベーションセンター」を日本オフィス内に開設したと発表した。
今回、都内に開設したOpenLabイノベーションセンターは、日本のITリーダーが必要とするハンズオントレーニングやワークショップなどを提供し、次世代のネットワークイノベーションに対応できるIT担当者を育成するためのもの。具体的には、次の2つを目的にしている。
1つは、「ネットワーク自動化技術に関する教育プログラムの提供」だ。ネットワークの自動化技術に関心を持つ顧客、パートナー、研究者などを対象に、実践的な教育プログラム、SDN対応のサンドボックス、NFVの相互運用テストといった広範なリソースへのアクセス環境を提供するという。まずは1月から、ジュニパーのSDNコントローラの1つであるContrailのトレーニングセッションを開始する。
もう1つの目的は、「SDNなどネットワーク自動化をテーマにしたハッカソンやワークショップの開催」だ。ネットワーク自動化技術の啓蒙を目的とするハッカソンイベントを2017年春に開催する予定にしている。